2016年7月1日金曜日

~夜光列車~ようこそ「ヨルテツ」の世界へ

皆様、こんにちは。
じめじめとした雨の日が続いていましたが、
今日は日差しがとんでもないですね・・・

お昼を買いに出たら、顔がひりひり・・・
じりじり・・・
日傘差してもひりひり・・・
じりじり・・・
新しいやつ買おうかな。

さて、
前回からちょうど一週間でしょうか?
前回は好きなアニメのことをつらつら書いていたのですが、
今日ついに最終回を迎えてしまいました。

2番組観てましたが、
どちらもきっちり最終回!という感じで終了しました。
涙でちょっとうるうるしつつも、
次に引っ張られる歯がゆさはなく、
久しぶりにスッキリ終われた感があってよかったです。

それから、
私はTSUTAYAさんでDVDをしょっちゅうレンタルしているのですが、
この間からレンタルしていたアニメがついに最終回で、こちらも号泣ものでした。

実写化が決まって今話題のあの漫画原作のアニメなんですけど。
窪田正孝さん主演で実写化の「東京喰種」

とーきょーぐーる

と、読みます。

実写化を知る前からレンタルし始めて、
なんてタイムリー!!(と、自分では思っている)

最終回を迎える頃に実写化を知りました。
ファンの方やアニメ好きな方からすると、
なんで今更レンタルしてたの?と言われそうですが(笑)
それにしても、実写はかなりグロテスクなものになりそうですよね・・・

いやぁ・・
あんなに綺麗な最終回は初めて観たような気がします。
これまでも素敵な最終回は沢山観てきたと思うのですが、
これから先もずっと頭から離れない感じです。

ハッピーエンドじゃないし、とても悲しい終わり方なんですけど、その物語世界は終わりじゃなくて。
ただ彼(主人公)の物語はここで終わるんです。

最終回まで来ると、
観始めた時とは登場人物へ抱く感情とかが変化していて、勧善懲悪が揺らいでいて。
それで、答えが出ないまま突然終わる。
そんな感じです。

しかも、最後は戦いの連続だったのですが、
誰が助かって、誰が命を落としたか定かではなくて。
何人か生死が確実な人はいても、誰も勝者ではない戦いで。
すごく切ない最終回でした。

また演出というのでしょうか?
脚本?
もうどれも特定できないから、誰が凄いのかよくわかりませんが。
たぶん、誰もが凄いんでしょうね。
最終回は最初から最後までとても作りこまれているのがよくわかりました。

特にお気に入りの場面は、
空から舞い落ちる雪が一瞬、火の粉に煽られて、ふわっと揺らめいて、
また落ちてくるシーンです。
人と喰種の相容れない存在が、互いに一つになって落ちてくる感じで・・・。
どちらの命も儚いのだと、それぞれが大切な人を持っていて、
それぞれが残酷で、
だから互いにやっていることは同じなんだと。
関係性の象徴のように見えました。

そしてとにかくリアル過ぎて、見惚れてしまいました。

それと、
最後に主人公が歩き続けるシーンは本当に切ないですね。
ヘリが通過していく時の光の加減や風とか。

ああ、また語ってしまいました。
いかんいかん。

それでは、ようやく既刊本紹介へまいります!!


今回ご紹介するのはこちら、
ノスタルジーを連れてやってくる「ヨルテツ」の写真集です。


●『夜光列車』 丸々もとお/丸田あつし

表紙カバー
(表紙カバー:下津-初島間/JR紀勢本線)

著者は夜景評論家として活躍する丸々もとおさん。
そして夜景フォトグラファー丸田あつしさんです。

「――最終列車が過ぎ去ったあと、古ぼけた薄暗い駅舎で感じる強烈なノスタルジー。
僕は一瞬にして時の旅人になった――」(「後記」にて丸田あつし)

電車は全く詳しくないという方でも、
丸田さんがおっしゃるような、
電車のもたらすあの独特のノスタルジーはなんとなくお分かりいただけるのではないでしょうか。

私は実は電車が苦手です。
すぐ酔うので。
なので、当然見るのも好きかと聞かれれば「別に・・・むしろ、酔いそう・・・」という感じなのですが、
昔住んでいた家の近くを電車が通っていて(ローカルなやつです)
電車の通る風景とかは割と好きでした。

引っ越して電車の音が聴こえなくなると、
なんだか寝る時落ち着かないぐらいに電車のある暮らしというのは好きで。
ローカル電車のある風景は学生時代を思い出します。

なので、
電車のある風景に関して丸田あつしさんのお言葉を読んだ時に、
そのノスタルジーとはこういうことかなと。

16-17頁
留萌-瀬越間/JR留萌本線
電車が光の線になって、
写真じゃないと見られない、
こういう写真が好きです。

いろんな光がバックで煌めいていて、
わくわくする感じ。

27頁
稲荷山-姥捨駅/JR篠ノ井線
これはもう、私の写真が下手ですみませんと、言うしかありません。
伝わるでしょうか・・・。
奥まで広がるこの小さな光りの粒の煌めき。
この電車に乗っている人の気分はきっと
『銀河鉄道の夜』ですよ。

32頁
飯給駅/小湊鐵道

色味がとても好きなページです。
実際の写真集では、空の色と桜のピンクがもっと妖艶な感じです。

59頁
京王電鉄若葉台検車区
たくさんの電車が集まっていて、
どれも動いていないのにまるで生きているみたいです。
電車もこうして毎日働いては休み、日々を生きているんだなあと思うと、
なんていうかこう・・親近感がわきますね。
81頁
岳南原田駅/岳南鉄道
これぞノスタルジー!
良いですよね。
実際に暮らすときっと不便だったりするんだろうけど、
人ごみにまみれずにのんびりできる空気が漂ってて好きです。
15頁
会津宮下駅/JR只見線
最後はこちらの写真です。
線路を歩いていく=青春
みたいなイメージがありまして、
その線路が夜の闇の中で赤く光っているという。
そして周りは雪が積もっている。

何か物語が始まりそうな雰囲気。

やっぱり、乗るのは苦手ですが、
「電車のある風景」というものは、どこか雰囲気のあるものなんですね。

さて、ここまでいかがでしたか?

本書の主役は確かに電車なのですが、
「夜光列車」と付けられている通り、
夜の闇の色や、背景に映る沢山の光など、映りこんでいる風景が名脇役として夜景の中にある電車の魅力をより引き出してくれています。
最後のページをめくる頃には、
電車の旅が終わるのが寂しく思えるほど。

電車に興味がなくても。
あるいは、
夜景にそこまで興味が惹かれない。
という方でも、
幻想的な世界の詰まったこの一冊はおすすめですよ。


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